6月12日、令和4年度全国高校サッカーインターハイ（総体）大阪予選決勝が万博記念競技場で行われ、履正社と関大北陽が対戦。先制を許した履正社は終盤に2ゴールを奪い試合をひっくり返し2-1の逆転勝利。初優勝を飾り、大阪194校の頂点に立った。

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　前日、準決勝に勝利し全国大会出場を決めた両チーム。17回目の優勝を狙う関大北陽と初優勝を狙う履正社が激突した。

　序盤からボールを握った履正社は7分、右サイドで縦パスを受けた18番MF木村有磨がスピードでDFを振り切りシュートを浴びせる。

　ショートカウンターを狙う関大北陽も26分にチャンスを作り、左サイドを11番MF栗野優吾がドリブルで仕掛け、細かいタッチでタイミングを計ってスルーパス。しかしここは12番GKジョンカミィ信バーが判断良く飛び出し阻止。

　その後も履正社ペースで試合が進むも先制したのは関大北陽。32分、左サイドを栗野がドリブルで縦に運び切り返して右足クロス。これをDFが先に触るも、こぼれたところを詰めていた6番MF田中悠矢が左足でゴールに蹴り込んだ。