2022 九州高等学校サッカー大会~九州はひとつ~ A組 神村学園 vs 筑陽学園
後半に入り同点に追い付きたい筑陽学園は37分、相手陣内で7番MF瀬戸千太郎が倒されFKを獲得。これを瀬戸が強烈なシュートで直接狙うも、僅かにボールが落ち切らずクロスバーに弾かれてしまう。
対する神村学園も9番FW高倉太朗がGKと1対1になるもこのチャンスを生かせず。しかし試合終盤になっても神村学園の強度は下がらない。特に西丸の運動量がチームを助ける。前線で裏に抜ける動きを何度も繰り返し、プレスバックもサボらない。
すると54分、その西丸がプレスバックでボールを奪い返すと、左サイドの14番MF尾迫楓輝が中にクロス。前線に猛スピードで戻ってきた西丸がこのクロスを収めて落としたボールを名和田が右足で丁寧にゴールに流し込む。献身的な西丸のプレーが生んだゴールで神村学園がリードを広げる。結局試合はこのまま終了し、2-0で神村学園が勝利した。
(文・写真=会田健司)
▽2022 九州高等学校サッカー大会~九州はひとつ~
2022 九州高等学校サッカー大会~九州はひとつ~