同点ゴールを決めた矢板中央(B)のFW68高橋秀斗
桐蔭学園は22分、FW34福岡蓮太郎(1年)が右サイドから、24分にはFW27田村陸人(1年)が左サイドから好機を演出していくと、38分、CKのチャンスにMF15山本祐太郎(2年)がプレースキック。この時ペナルティエリア内でファウルがあり、桐蔭学園がPKを獲得。このPKをMF6飯島大地(3年)が落ち着いて決め1-0とすると、桐蔭学園の1点リードで前半を折り返す。
後半に入っても桐蔭学園が主導権を握る展開。51分にはMF山本のCKから、58分にはMF26谷琉真(2年)のFKから矢板中央(B)ゴールを襲うも得点を奪うことはできない。73分にはMF8阿部大輝(3年)がゴール前でシュートを放つも、矢板中央(B)GK浅野のファインセーブで追加点を阻まれる。
ディフェンス陣が粘りを見せる矢板中央(B)は攻撃陣も奮起。81分、カウンターから攻め上がると、途中出場のFW68高橋秀斗(3年)が起死回生の同点ゴールを奪い、試合を振り出しに戻す。
その後は両チームとも必死にゴールを目指すものの得点を奪うことができず、試合は1-1のドロー決着。勝ち点1を分け合う形となった。
(文・写真=風間久志)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部
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