東洋大牛久 vs 駒澤大学高等学校
比較的、早い時間で先制された動揺なのか、東洋大牛久はミスが散見され、簡単にボールを取られるシーンが目立った。それでもコンパクトな守備を生かして駒澤大高を寄せ付けず、前半は両チームともにシュート2本ずつ放って終了した。
積極的守備から攻撃につなげたかった東洋大牛久だが、後半はほぼ一方的な駒沢大高のペース。先制点を挙げたFW10加茂を起点に攻撃を展開。後半のシュート数は10本の駒澤大高は東洋大牛久をシュート0に抑えるほど攻めに攻めた。だが駒澤大高の攻撃は単調。連係で崩そうにも味方との意図が合わないなど、いまひとつ精度が足らなかった心象。また29.6℃という暑さもあってか、ここぞのときにミスが見られ、せっかくのチャンスをふいにするなど、もったいないシーンが何度も見られた。
先制点がモノを言ったが駒澤大高としては2点、3点と入ってもおかしくない試合だったといえる。
(文・写真=佐藤亮太)
▽令和4年度関東高校サッカー大会
令和4年度関東高校サッカー大会