ゴールに歓喜する武南イレブン
後半に入っても、先にチャンスメイクしたのは武南。後半2分、MF松原が左サイドからボールを運んでシュートを放つ。しかしこれは惜しくも外れる。7分にはMF山田がドリブルでボールを運ぶと、DF加藤天尋がオーバーラップしてチャンスを演出していく。
対する東京成徳大深谷は後半12分、DF辻本晴也が左サイドを攻め上がると中へクロスを供給。しかしここは味方に合わずフィニッシュまで至らない。
すると後半27分、武南はMF松原がドリブルでボールを運ぶとFW杉沢にパス。さらに杉沢が途中出場のMF山本昇汰へボールをつなぐと、山本がキックフェイントを入れて流し込み、リードを2点に広げる。
点差を広げられた東京成徳大深谷も必死に反撃。前線にロングボールを入れながら武南ゴールを脅かすと、後半38分、CKを起点にゴール前の混戦からDF増子颯竜が気迫のヘディングシュートを叩き込み1点差に迫る。
その後も東京成徳大深谷は得点を奪いにかかるも、武南のディフェンスを崩すことはできず試合終了。2-1で東京成徳大深谷を振り切った武南が決勝進出を決めるとともに、3大会連続の関東大会の出場を決めた。
▽令和4年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和4年関東高校サッカー大会埼玉予選