前橋育英 vs 長崎総科大附(松尾祐希)

 後半に入ると、序盤は長崎総科大附の押し込まれる展開となってしまう。後半2分には左サイドを突破され、ゴール前でDF京谷來夢(3年)にヘディングシュートを打たれるなど、ヒヤリとするシーンが増加。しかし、そうした空気をFW小池直矢(3年)が一掃する。後半15分に左SB山内恭輔(3年)が局面を打開し、左サイドからクロスを供給。これに小池が反応し、頭でゴールに流し込んだ。

 リードを奪ってリズムを取り戻すと、再び徳永を中心にボールを回しながら相手陣内に進入。追加点こそ奪えなかったものの、最後までこの得点を守り切って2回戦進出を決めた。

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▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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