ドロップボールで再開した後、中盤での主導権争いが続く。両チームとも縦パスを供給しようと試みるも、素早いプレスでお互いのチャンスの芽を潰し合った。そのまま前半はゴールが生まれずにスコアレスで終了かと思われたアディショナルタイム、均衡が破られる。
破ったのは高松商だ。MF15櫨林康生(1年)が猛然と相手最終ラインにプレスをかけてパスをカットすると、その流れたボールをMF13秋山慧汰(2年)がダイレクトで合わせて右足を振り抜く。ゴール右に鋭いシュートを突き刺して先制ゴールを決めた。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)