2回戦 帝京長岡 vs 東山

来季セレッソ大阪への入団内定している東山MF10阪田澪哉(3年)

　対して、先制を許した東山は22分、MF7真田蓮司(3年)が左サイドからミドルシュートを打つもGKのファインセーブに阻まれる。そして、その流れで得たCKでは、FW9豊嶋蓮央(3年)がヘディングで合わせるが、これも惜しくもポストに弾かれてしまいゴールならず。失点後はペースを握っていた東山だったが、同点に追いつくことは出来ず後半へと突入した。

　早い時間帯に試合を振り出しに戻したい東山は43分、相手のCKからカウンターでシュートまで持ち込むと、そのこぼれ球をMF13清水楓之介(3年)が押し込み同点に。これで勢いづいた東山は直後の46分にも、セレッソ大阪内定のMF10阪田澪哉(3年)がゴールネットを揺らし、わずか数分で逆転してみせる。

　そして1点のビハインドとなった帝京長岡は、リスクを負って相手ゴールに迫る。しかし63分、中盤で東山にボールを奪われると、FW9豊嶋蓮央(3年)にパスを通され、そのまま追加点を献上。さらに東山は70分にも再び豊嶋がゴールネットを揺らし4点目。立ち上がりこそ帝京長岡に押し込まれていた東山だったが、後半に見事に4ゴールを重ね、4-1で快勝し、3回戦進出を決めた。