帝京の攻撃を引っ張り、得点ランキングトップタイに並ぶゴールを決めたFW13齊藤慈斗

 しかし岡山学芸館も簡単には倒れない。16分、右CKがニアからこぼれると、中央の下がり目で待ち構えていたMF11田邉望(2年)が左足でゴール右隅に流し込み1点差に詰め寄る。

 このゴールで一方的な流れを断ち切った岡山学芸館。前半は2-1、帝京リードで折り返す。

 後半開始直後に岡山学芸館はロングスローからチャンスを作るも、ここはGK1川瀬隼慎(2年)に止められてしまう。

 一方、帝京は齊藤が攻撃を引っ張る。前線で圧倒的な強さを発揮しボールを収めると、2人に囲まれてもドリブル突破を試みれば、追い越す味方をシンプルに使ったりと止められない。

 すると43分、左CKを連続で獲得するとボールは2本とも先制点を決めた大田の元へ。1本目はニアでDFにシュートを当ててしまった大田だったが、2本目は中央で上手くマークを外しヘディングシュートをゴールに流し込んだ。

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