鹿島学園が大勝(写真=多田哲平)

 後半に入っても手を緩めない鹿島学園は、インターハイ予選で初先発の18番FW玉川颯太が後半22分に10番MF林結人のクロスを頭で飛び込み追加点。その7分後には再び林結人からのパスを今度は右足ワンタッチでゴールネットを揺らし連続ゴール。更に5分後にもこぼれ球に反応し12分間でハットトリックを達成。試合は6-1となり、鹿島学園が勝利した。

 後半3得点の玉川は試合後「2日前に監督から先発で行くぞと言われて、ここでやらないと何も変わらないと強い気持ちで今日の試合を戦いました。絶対に点を取ってやると思っていた」と話し「次の試合にもスタメンで出場出来るように、しっかりと練習からアピールし、もし出場したら自分のゴールで全国に行きたい」と意気込んだ。鹿島学園の鈴木監督は次の試合に向けて「しっかりと決勝に向けての準備に集中していきます」と気を引き締めた。

 鹿島学園は6月19日(日)にケーズデンキスタジアム水戸にて明秀日立と県代表をかけて対戦する。

(文・写真=古部亮)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)茨城予選