大宮南は主導権を握り続け、相手にチャンスを作らせず(写真=佐藤亮太)

 後半に入った57分、MF7荒川のパスを受けたMF8横川祐弥(3年)が流し込んで、大宮南が追加点。このままリードを保ち、大宮南が2-0で埼玉平成を下した。

 振り返れば、大宮南が主導権を握り続けた試合。即時奪回が徹底されピンチらしいピンチはなかった。そのなか、先制点を決めたMF10鈴木が前線でタメを作る、あるいはチャンスとみるや果敢に打ち、両チーム最多5本を放つなど攻撃面での役割を全うした。

 ただチームとして2点だけでなく、3点、4点と決められるシーンがあっただけにさらなる得点力・決定力が求められる。

 なお3回戦に進んだ大宮南は立教新座と対戦する。

(文・写真=佐藤亮太)

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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