前半に3点先取し、逃げ切り!埼玉栄を下した東京成徳大深谷が正智深谷へのリベンジへ
埼玉栄を下した東京成徳大深谷は準々決勝へと駒を進めた(写真=河野正)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選は6月11日、プリンスリーグ関東1部に参戦中の昌平と西武台、関東高校大会予選を制した正智深谷と同準優勝の武南が登場。3回戦8試合が行われ、ベスト8が決まった。
東京成徳大深谷と埼玉栄の強豪校同士の決戦は、関東高校大会予選4強の東京成徳大深谷が3-1で勝ち、12日の準々決勝で2連覇を目指す正智深谷と対戦することになった。
前半の立ち上がりから20分過ぎあたりまで、埼玉栄が主導権を握って外から速く激しく攻め込んだ。県S2(県2部)Bリーグで4連勝し暫定2位にいる埼玉栄は、8年間指揮を執った稲垣忠司監督に代わり、4月から滝井友和監督が指導する。
6分に右CKをFW安倍颯汰(3年)が惜しいヘディングシュート、10分にはMF沖中愛斗(3年)の右クロスからMF原虎太郎(3年)が決定的な一撃をお見舞い。14分にも沖中が右のスペースに絶品のスルーパスを配給すると、安倍が右足を振り抜いたが、わずかに右に外し、何度かあった先制のチャンスを決められなかった。
▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選