帝京長岡 vs 開志学園JSC
開志学園JSCの1点リードで迎えた後半、帝京長岡は立ち上がりから攻勢を強める。1分、DF内山開翔がミドルシュートを放つと、5分にはFW沼田がゴール前でシュート。どちらも得点には至らずも、帝京長岡がゴールを予感させていく。
すると帝京長岡は後半10分、FW9土門遥斗がゴール前で相手DFと競り合いながらボールを奪うと、そのまま抜け出しシュート。ボールはネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。
さらに後半25分、帝京長岡はCKを起点にゴール前で混戦を生むと、ボールを拾ったMF松山がシュート。これがネットに突き刺さり、勝ち越しゴールを奪う。
なんとか追い付きたい開志学園JSCはFW平や途中出場のMF11吉田龍吾らが必死にゴールを狙うも、帝京長岡のディフェンスを崩すことができずタイムアップ。後半の2発で逆転した帝京長岡がそのまま逃げ切り、2-1で開志学園JSCに勝利。準決勝へと駒を進め、大会5連覇に向け一歩前進した。
(文・写真=風間久志)
▽第101回全国高校サッカー選手権新潟予選
第101回全国高校サッカー選手権新潟予選