ゴールを奪い喜ぶ國學院久我山イレブン

 後半に入ると、またも立ち上がりから國學院久我山がスコアを動かす。5分、FW塩貝がボールを持って相手ゴール前まで攻め込むと、FW八瀬尾にヒールパス。ボールを受けた八瀬尾が中にクロスを送ると、これが相手選手に当たりボールはネットに吸い込まれる。

 さらに國學院久我山は後半14分にFW塩貝が、19分には途中出場のMF佐々木登羽がゴールを奪い、5-1とリードを広げる。

 國學院久我山は最終ラインからボールをつなぎつつ、前線の選手の強みを活かし、時にロングボールを配球するなど攻撃のバリエーションを見せながら試合を進める。

 早稲田実業は後半25分、FW戸祭博登が左サイドから攻め上がるもチャンスは拡大できず。

 後半35分にも國學院久我山は途中出場の前島魅人がPKを決め6点目を奪う。早稲田実業は試合終了間際に1点を返すものの間もなく試合終了のホイッスルが吹かれ、國學院久我山が6-2で勝利。早稲田実業を下し2次トーナメント2回戦へと進出した。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選