都立狛江も最後まで相手ゴールに襲い掛かった

 後半に入ると雨が強くなり、ピッチコンディションも悪化。両チームともに浮き球のボールが多くなったなか、都立石神井が4分に先制する。右サイドからクロスを上げ、相手GKがこぼしたボールを渡辺が詰めてネットを揺らした。

 リードを許した都立狛江がその後に反撃。右サイドを崩してクロスを上げ、一度は相手DFにクリアされたものの、こぼれ球を拾ったMF10千葉秀智(3年)が右足を振り抜く。しかしシュートは惜しくもゴール右に外れた。

 さらに都立狛江は後半35分、河原の右CKから相手ゴールに襲い掛かる。しかし敵の強固な守備網を攻略し切れなかった。

 都立石神井は押し込まれても、髙柳のクレバーなディフェンス、DF17江藤晴季(3年)の決死のシュートブロック、終盤に見せたGK1峯岸龍平(3年)のスーパーセーブなどが光り、最後まで無失点で凌ぎ切った。

 都立石神井は1-0で都立狛江に完封勝利。南支部予選を突破した。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選