淑徳巣鴨は先にスコアを動かしたが……

 後半、追いつきたい江北は徐々にペースを掴み、15分に同点弾を奪う。ロングボールからゴール前に混戦を作ると、こぼれ球にいち早く反応したMF10鈴木堅斗(3年)が右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

 終盤、両チームともチャンスを作るが、得点は生まれず。1-1のまま前後半が終わり、PK戦に突入した。

 PK戦では先攻の淑徳巣鴨が4本目までに2本を外したものの、江北が4、5本目を連続失敗してサドンデスに。その後は両チームとも落ち着いてPKを決めていき、10人目に突入。すると、淑徳巣鴨は10人目が外した一方、江北はしっかりと決め切った。

 この結果、白熱した試合、PK戦を制した江北がブロック決勝へ進出した。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選