U17日本高校選抜候補の1本目に出場しキレのあるプレーを見せた神村学園FW西丸道人

 3本目、日本高校サッカー選抜候補はGK鈴木健太郎(成立学園高)、DF多久島良紀(青森山田)、DF新谷陸斗(東山)、DF大田知輝(帝京)、DF坂本翼(大津)、MF篠田翼(昌平)、MF山田蒼(岡山学芸館)、MF真田蓮司(東山)、FW小池直矢(前橋育英)、FW塩貝健人(國學院久我山)、FW福田秀人(米子北)というスタメン。

 U17日本高校選抜候補はGK中浦悠大(京都橘)、DF白石蓮(尚志)、DF宮崎達也(日大藤沢)、DF山田佳(前橋育英)、DF田中佑磨(佐賀東)、MF土谷飛雅(昌平)、MF谷川勇獅(青森山田)、MF芝田玲(青森山田)、MF田邉望(岡山学芸館)、FW仲田堅信(米子北)、FW宮地陸翔(京都橘)が先発メンバーに名を連ねた。

 3本目に入ると、ここまで無得点に抑えられていたU17日本高校選抜候補が反撃。日本高校サッカー選抜候補ゴール前まで攻め込むと、MF土谷がシュート。これは惜しくもバーに嫌われるも、こぼれ球をFW仲田がヘディングで押し込み、ついにゴールを奪う。

 しかしこの失点に日本高校サッカー選抜候補が奮起。直後にセットプレーのチャンスを作ると、プレースキックに反応したFW塩貝がダイレクトでネットに突き刺し再びリードを広げる。さらにその2分後にはMF篠田がドリブルで運びシュート。これがネットを揺らし4点目を奪うと、その後も塩貝がゴールを奪い3本目を終える。

 試合後、日本高校サッカー選抜候補に選出されU17日本高校選抜候補にも合流したFW西丸が「やっぱり日本高校サッカー選抜候補の方が強度がすごく高くて、いつもは取られない持ち方をしていても取られてしまったり、逆に取れたと思っても取れなかったり、(U17とは)レベルが違った」と話すなど、日本高校サッカー選抜候補が貫禄を見せつけ、3本合計5-1でU17日本高校選抜候補を下した。

 (文・写真=風間久志)