第101回全国高校サッカー選手権大阪予選の中央トーナメント2回戦が10月30日に行われ、興國と賢明学院が対戦。後半ゴールを量産した興國が3-0で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

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　相手の献身的な守備に苦戦し危ないシーンも作られた興國だったが、セットプレーから先制し賢明学院を振り切った。

　精神的支柱であるキャプテンMF宇田光史朗をケガで欠いた興國。ボールは持てるものの決定機を生み出せない。それでもセットプレーからチャンスを作り、DF3常藤奏(3年)やDF5西川楓人(3年)が空中戦からゴールを狙っていく。

　対する賢明学院は積極的な守備から素早く相手陣内に侵入。MF7吉田智哉(3年)が4本のシュートを放つなど、興國を上回るシュート数を記録。前半アディショナルには自陣からのFKをGKが弾いたボールが吉田の元にこぼれる決定機も。しかし賢明学院にもゴールは生まれずスコアレスで前半を終える。