36度の猛暑のなか両チームとも運動量豊富に戦った(写真=多田哲平)

 千葉東は56分にFW18川幡多聞(2年)のゴールで4点目を奪うと、59分には右サイドのMF10相内馨太(3年)から上がったクロスにMF中西が合わせて5点目(中西はこの日2点目)。

 さらに35分、37分と立て続けに途中出場のMF16谷口琉(3年)が右サイドを駆け上がりゴール。さらにリードを広げた。

 気温計は36度を指していた。いつも以上にスタミナが削られる猛暑だったが、それでも千葉東は攻め続けた。

 「最後までやるぞ!集中切らすな!!」「まだだぞ!声出そうぜ!!」

 そうした鼓舞の声が、チーム内のあちこちで挙がる。

 そして80+2分にMF6栗山拓巳(3年)が8点目を挙げると、80+4分には右サイドのクロスからMF9木村颯太(3年)が頭で合わせて9点目。

 多彩な攻撃から、途中出場も含めて実に7人が得点。まさに快勝を収めた千葉東は次戦へと駒を進めた。

(文・写真=多田哲平)

▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選