国分 vs 佐倉

　後半に入っても国分が主導権を握る展開。1分にはMF8宇井秋誠(3年)が右サイドから攻め上がりゴールに迫ると、7分にもFW折笠やFW佐々木がゴール前に詰めるも、佐倉GK白鳥が体を張ったセーブを見せる。

　すると佐倉は後半17分、MF4石谷琳乃心(3年)とMF9前原郷平(2年)がゴール前まで攻め上がるものの、前原のシュートは枠を捉えられず得点を奪うことができない。

　ピンチを凌いだ国分は後半24分、これまで再三いい抜け出しを見せていたFW折笠が、またもやタイミング良く抜け出すと、佐倉ディフェンス陣を置き去りにし、GKをかわしてシュート。待望の追加点を奪う。

　国分は後半32分にもFW佐々木が6点目を奪うと、そのまま逃げ切り6-0で勝利。佐倉を完封で下すとともに、決勝トーナメント進出を決めた。

(文・写真＝風間久志)