日大鶴ヶ丘 vs 多摩大目黒
後半に入っても多摩大目黒ペースは変わらない。3分、FKのチャンスを得ると、DF鈴木が直接狙うも枠を捉えられず。5分は右サイドからのクロスを受けたMF松本尚也(3年)がヘディングでゴールを狙うも、ボールはわずかに枠の外へ。
多摩大目黒はトライアングルを作りながらサイドを打開しチャンスメイク。攻撃の圧を強め、日大鶴ヶ丘ゴールへと迫っていく。すると後半11分、多摩大目黒は右サイドからのクロスを受けたMF平出がシュートを放つと、ボールはネットに突き刺さり追加点を奪う。
リードを広げられた日大鶴ヶ丘も必死に反撃。MF高橋がセットプレーから、カウンターからFW10鈴木冬聖(3年)やFW11内本達三郎らがゴールを狙うものの、多摩大目黒の堅守と攻撃の圧力を受け、決定機を作ることができない。
多摩大目黒は後半アディショナルタイムにもDF大橋がネットを揺らしダメ押しの3点目を奪うと、間もなく試合終了のホイッスル。攻撃力の高さを見せた多摩大目黒が3-0で勝利。日大鶴ヶ丘を退け3回戦へと駒を進めた。
(文・写真=風間久志)
▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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