それでも昨年度ベスト4の高川学園に焦る様子はなかった。前半6分、ハーフウェイライン付近からGK1福島真斗(3年)が蹴り込んだFKのこぼれ球を、MF23実森大翔(3年)がダイレクトで豪快に突き刺した。

 開始早々にゴールを献上してしまった富山第一は、失点後も高川学園のゴール前に迫る。

 しかし次にスコアを動かしたのも高川学園だった。前半17分、ディフェンスラインの裏に抜け出したFW10山本吟侍(2年)がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを山本自らゴール左へと流し込んだ。高川学園は早い時間帯で2点のリードを得た。

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▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権