青森山田が国見とのPK戦制し8強進出!PK見据え終了間際投入のGK鈴木将永が勝負所で強さ発揮!

PK戦を制し喜ぶ青森山田の選手たち

 1月2日、第101回全国高校サッカー選手権の3回戦が行われ、初戦となった2回戦で広島皆実(広島)に完封勝ちした青森山田(青森)と、1回戦の北海(北海道)、2回戦の尚志(福島)と、どちらもPK戦の末に破り3回戦に進んだ国見(長崎)が対戦した。

【フォトギャラリー】青森山田 vs 国見

 立ち上がりから球際での強さを見せ押し込む青森山田はFW10小湊絆(3年)を起点としたサイドからの攻撃を中心にゴールを奪いにかかる。

 すると青森山田は7分、FW小湊が右サイドから突破し中央へグラウンダーのクロスを送る。これを受けたMF11奈良岡健心(3年)がシュートを放つも、ボールは枠を捉えられず。その直後にもFW小湊が惜しいシュートを放つなど、試合序盤から主導権を握っていく。

 国見はGK1今村泰斗(3年)やDF3村田一翔(3年)を中心に粘り強いディフェンスを見せながら、MF10北村一真(3年)からのパスを起点にチャンスを作り出していく。

 その後試合は青森山田がロングスローなどセットプレーなどから国見ゴールに迫り、押し込むものの、統率の取れた国見のディフェンスラインの前に得点を奪うことができない。しかしこのまま前半終了かと思われた40+3分、青森山田はCKのチャンスを作ると、MF14芝田玲(2年)のプレースキックにDF4三橋春希(3年)がヘディングで合わせ先制点を奪う。

【次のページ】 3回戦 青森山田 vs 国見(2)

▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権