岡山学芸館 VS 國學院久我山(写真=矢島公彦)

 後半も選手交代を使いながら運動量を落とさない両チーム。ドリブルとショートパスを織り交ぜながら前進する國學院久我山。しかし岡山学芸館は球際で剥がされても2度追いやプレスバックで囲み込み、シュートに対しても体を張ったブロックで決定機を作らせない。

 さらにワントップの今井が持ち前のスピードと体の強さを生かし、アバウトなボールでも収めることで岡山学芸館も押し返す。

 試合が終盤に入り國學院久我山は72分に塩貝が収めて途中出場のMF13保土原海翔が左足でフィニッシュ。このシュートは枠を外れるも、80分にはFW19金山尚生が右サイドからカットインして左足で狙う。しかしここはGK12平塚仁のファインセーブ。

 このまま後半が終了し勝負はPK戦に突入。PK戦では岡山学芸館のGK平塚が一本目をシュートストップ。キッカーも5人全員が成功し、5-3でPK戦を制し準々決勝に進出した。

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▽第101回全国高校サッカー選手権
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