C大阪U-18が横浜FCとの接戦を制し13年ぶりの大会制覇へ王手!DF白濱聡二郎が機転を利かせた一発

C大阪U-18は2009年大会以来の決勝進出(写真=松尾祐希)

 セレッソ大阪U-18が最後に大会を制した2009年度以来となる決勝進出を決めた。

 8月1日、第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の準決勝が行われ、第1試合でC大阪が横浜FCユースと対戦。1点を争う接戦となったが、後半に挙げたゴールを守り切って1-0で勝利を手にした。

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 試合は立ち上がりから互いのストロングポイントを出し合う展開となる。両者ともに最終ラインからボールを動かし、相手の出方をうかがいながら中盤やサイドにボールを付けていく。しかし、アタッキングサードでの質が低く、ゴールが奪えない。決定機も数えるほどで、前半はスコアレスで折り返した。

 迎えた後半はC大阪U-18が徐々にペースを掴み、相手陣内でプレーする時間を増やしていく。MF皿良立輝(2年)やFW末谷誓梧(3年)が積極的に仕掛け、ゴール前に持ち込んでシュートを放つ場面も増加。相手が3バックで挑んできたことによって生まれたウイングバックとCBの間のスペースをうまく使いながら、ペナルティエリアに進入する機会が多くなった。

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