3点目を決めた井上昴
後半に入ると、流経(B)がピッチを幅広く両サイドを使いながら相手を揺さぶり、ボール保持者の前にスペースがあれば、積極的にドリブルで仕掛けていく。対する八千代は、流経(B)の推進力ある攻撃に受け身の対応になってしまい我慢の時間が続く。
しかし、次にスコアを動かしたのも八千代だった。後半40分、八千代はカウンターを発動。33番・西村元汰がGKと1対1の局面を迎えると、フォローに走り込んできた27番・井上昴に横パス。これを受けた井上が、無人のゴールに流し込みダメ押しとなる3点目を奪う。後半は守備の時間が多かった八千代だったが、最後まで相手に決定機を作らせず見事に完封勝利を収めた。