青森山田 vs 日大藤沢
この日の試合で守備面でハードワークし、攻撃面でも2ゴールを奪ったのが青森山田DF三橋。三橋は試合後「昨日東山に負けて悔しい思いをしたんですけれども、気持ちを切り替えて“絶対に3位で終わろう”という話をしました。日大藤沢とは和倉ユースの決勝で対戦して負けてしまったんですけれども、同じ相手に連敗は許されない。最後に勝利で終われて良かったです」とやや安堵の表情も見せつつ話した。
2ゴールを奪ったものの、「前半は自分のところで4、5本外してしまい、正木さん(=正木昌宣ヘッドコーチ)からアドバイスをもらって、後半は2本中の2本を決めることができて良くはなったのかなと思います」とアドバイスの奏功に胸を撫で下ろす。
しかし3位という成績にはもちろん満足していない。三橋は「ケガ人が多くて、なかなかベストメンバーでは臨めなかったんですけれども、誰が出ても勝てるよう個人個人がレベルを上げて、選手層を厚くしていかなければいけないと思いますし、この大会を通じて、自分たちにはまだ足りていない部分があることも感じました。普段のトレーニングから今まで以上の取り組みをしてレベルアップをしていかないとプレミアリーグなどレベルの高いところでは勝っていけないと思うので、切磋琢磨しながらやっていきたいです」とさらなる進化を目指す。
負けを知ったことで強くなる。三橋の、そして青森山田の反撃はここから始まる。
(文・写真=風間久志)
▽第1回U18青森ユースサッカーフェスティバル
第1回U18青森ユースサッカーフェスティバル