都立国際 vs 都立成瀬

 同点に追い付かれた都立成瀬は後半立ち上がりから都立国際ゴールへと迫ると、後半5分にFKのチャンス。MF塰川のプレースキックを起点にゴール前で混戦を生むと、最後はDF3丸地貫太(1年)が執念で押し込み、勝ち越しに成功する。直後の6分にもCKからDF5小林優斗(2年)が3点目のゴールを奪い、試合を優位に進める。

 リードを広げられた都立国際は選手交代のカードを切りながら得点を奪いにかかるも、DF小林やDF4野川眞斗(1年)らを中心とした都立成瀬のディフェンスをなかなか崩すことができない。

 やや前がかりになった都立国際の仕掛けに対応しつつ、じっくりと攻め込む都立成瀬は、後半28分、36分にも追加点を奪い、5-1とリードを広げ試合を優位に進める。

 試合終盤、都立国際も意地を見せ、後半38分にMF9牧野太郎(2年)のゴールで1点を返すも、都立成瀬は後半アディショナルタイムにも得点を奪い6-2で勝利。都立国際を下し2回戦進出を決めた。

(文・写真=風間久志)

▽令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)第6地区
令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)第6地区