柏レイソルU-15 vs サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース

　後半に入ってもまずは広島ジュニアユースが流れを掴む。46分、FW9土井川遥人がゴール前でボールを持つと、粘りながらシュートを放つもここは柏U-15のGKノグチピント天飛がセーブ。しかし広島ジュニアユースは51分、右サイドから攻め上がったMF原が左サイドにポジションを取ったMF8小林志紋へパス。これを小林がフリーで受けると、狙い澄ましたようにシュート。これがネットを揺らし先制点を奪う。

　なんとか同点に追い付きたい柏U-15は61分に好機。CKを起点にゴール前で混戦を生み、なんとかゴールを狙うも、広島ジュニアユースGK高井が体を張ったセービングを見せ得点を許さない。

　その後は選手交代のカードを切りながら必死にゴールを狙う柏U-15。広島ジュニアユースは押し込まれる場面を作られるも柏U-15の反撃を凌ぎ切り1-0で勝利。激闘の末に柏レイソルU-15を下し、決勝へと駒を進めた。

(文・写真＝風間久志)