追加点を奪った日体大柏DF須田亮哉

 さらに市川昴は、前半36分にはFW10田中遥大(2年)が際どいロングシュートを放つなど、日体大柏に脅威を与える場面も作りながら、スコアレスで試合を折り返した。

 もっとも後半も、日体大柏がペースを握る展開となる。

 日体大柏が市川昴の堅固なブロックをついに崩し、ようやく先制点が生まれたのは後半13分だ。右サイドの深い位置からマイナスに折り返したボールをニアサイドでFW16吉村友佑(1年)が合わせて決めた。

 リードを奪った日体大柏はさらに後半35分に追加点。ペナルティエリア内で浮き球のパスを受けたDF2須田亮哉(2年)がドリブルで運び、そのままシュートまで持ち込んだ。2-0とした日体大柏がこのまま勝利して、ブロック準決勝へと駒を進めた。