岡山学芸館 vs 就実(写真＝寺田弘幸)
新9番の田邉望を1トップに配置した4-2-3-1の岡山学芸館は、パスをつないでゴールに迫っていこうとするも、なかなかリズムが生まれない。前半27分にFW木村奏人を投入しても流れがつかめずシュート0本のまま前半を折り返し、後半はギアを上げてゴールに向かっていくも、左サイドからカットインして田邉が右足を振り抜いて放ったシュートはクロスバーに弾かれる。岡山学芸館は1点が遠く、2試合続けて0-1の敗戦を喫した。
試合後、高原良明監督は「逆に言えば、いいスタートですよ」と言い、今後を見据えた。
「インターハイに向けて気合が入りますね。ディフェンスもメンバーが固まっていない状況で、失点も想定内のやられ方でした。テクニックは高い子が揃っているかもしれないけど、勘違いしているヤツがいっぱいいるんで鍛え直していきます。昨年に先輩にいい思いをさせてもらった分、この大会では自分たちには力がないことが分かって良かったと思います」
田邉は得点を決められなかった責任を感じながら、前を向いていた。
▽令和4年度岡山新人戦（新人選手権大会）
令和4年度岡山新人戦（新人選手権大会）
