日大三島 vs 静岡学園

　後半に入ってもペースを握る静岡学園は48分、左サイドから仕掛けたMF高田がゴール前のFW神田へパス。これを神田が落ち着いてネットへ送り届けると、直後の49分にはMF高田がゴールを奪う。さらに静岡学園は53分にも、途中出場のMF19大村海心がチームの10ゴール目を挙げ、2桁得点を記録。

　日大三島はFW11冨永彩介(2年)や途中出場のFW9鎌田駿(2年)らが必死に得点を狙い、静岡学園ゴールに迫るも、静岡学園のディフェンスを崩しきれず得点を奪うことができない。

　逆に静岡学園はMF13望月飛羽(2年)とDF14野田裕人(1年)が得点を重ねると、その後も日大三島にゴールを許さず12-0で勝利。危なげない戦いぶりを見せ準々決勝進出を決めた。

(文・写真＝風間久志)