山梨学院高等学校 vs 駿台甲府

 山梨学院は後半も攻めあぐねる時間が続く。61分には駿台甲府に右サイドを破られ、児玉和也にゴール前でヘディングを許すも、これはGKフレドリック陽輝がセーブ。なんとかピンチを防ぐと、66分には富岡玲音の折り返しから柏木勇飛がシュート。途中出場の2人でゴールに迫ったが、GK大福伸介に正面で阻まれた。

 ボールを握る山梨学院に対し、駿台甲府はロングボールによる単調な攻撃が目立つ。それでも固い守備で機を待つと、終盤の76分に報われる。自陣でボールを奪い、高橋謙心が前線にロングフィード。齊藤敬太がフリーで抜け出すと、相手DFのプレスバックにも慌てることなく、左足でゴール右隅に流し込んだ。

 窮地に立たされた山梨学院は、ゴール前を固める駿台甲府に対し、CKやロングスローで猛攻を仕掛ける。83分にはラストプレーとなるCKを迎え、鈴木琉斗のキックに坪井昊が合わせるも枠の右へ。打開策を見出せないまま、終了のホイッスルが鳴った。

 今試合は非公開で行われたが、山梨学院和戸サッカー場が会場だった。敵地で金星を挙げた駿台甲府は、スコアラーの齊藤のもとに駆け寄り、ギャラリー不在の中で大きな雄叫びを響き渡らせた。

(文・写真=田中紘夢)

▽令和4年度山梨新人戦(新人選手権大会)
令和4年度山梨新人戦(新人選手権大会)