大宮開成のFW三角慈英は鋭い抜け出しを見せた(写真=多田哲平)

 後半に入っても流れを掴んでいたのは与野だ。相手FWに抜け出された44分のピンチを凌ぐと、46分には吉羽の蹴った右CKからCBのDF5佐久間優太(2年)が豪快なヘッドを突き刺して3点目を奪ってみせた。

 その後もCKで大宮開成ゴールを脅かしていき、59分にはそのCKから4点目をゲット。吉羽が蹴り入れると、DF4小此木健(2年)のヘッドでの折り返しなどで相手を揺さぶると最後はMF17清水煌希(1年)がネットを揺らした。吉羽は3アシストを含む全4得点に絡む活躍だった。

 そして終盤まで、小此木と佐久間のCBコンビとGK1上原湊人(2年)を大宮開成に相手の攻撃をシャットアウト。4-0で勝利を収めた。

 初戦を突破した与野は、15日の2回戦で浦和西と対戦する。

 一方で敗れた大宮開成も、最後までスタミナを切らさず、終盤には迫力のある攻撃を見せた。1トップの三角の抜け出し、MF8松村遥大(2年)のキープ力、MF10早坂遙真(2年)の展開力、DF4近藤柊真(2年)のカバーリングは好印象だった。

(文・写真=多田哲平)

▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
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