四日市中央工 vs 三菱養和SCユース

 後半に入ると四日市中央工が反撃。ゴール前でボールを持ったFW11山口叶夢(2年)が強烈なシュートを叩き込み、1点差に詰め寄る。

 リズムを掴んだ四日市中央工はその後も攻撃。後半16分、MF屋成柾輝が右サイドから仕掛けていくと、17分にはFW山口がゴール前でシュート。しかしこれは枠を捉えられない。

 押し込まれる時間をなんとか耐えた三菱養和SCユースは自ら流れを掴み取る。後半19分、ゴール前でボールを持ったFW平石が相手GKの位置を見ながら浮かし気味にシュート。これがネットを揺らし、貴重な追加点となる3点目を挙げる。

 同点、逆転を狙い四日市中央工も必死に仕掛ける。後半27分、MF35西脇葉(2年)が攻め上がり、ゴールやや左からシュート。しかし惜しくも枠を外れ、ゴールには至らない。

 結局試合は3-1のままホイッスルが吹かれ、三菱養和SCユースが四日市中央工に勝利。2ゴールを挙げるなどFW平石の活躍が光った。

(文・写真=風間久志)

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