大阪桐蔭 vs ベガルタ仙台ユース

 後半に入っても互いに譲らない両チーム。大阪桐蔭は後半8分、FKのチャンスを作ると、M25F弥栄勇吾(2年)のプレースキックにDF15尾崎凱琉(2年)がヘディングシュートを放つものの、ボールはバーの上に。10分にはMF弥栄がFKを直接狙うも、ベガルタ仙台ユースGK22浅沼英志(2年)がキャッチしゴールを奪うことができない。

 するとベガルタ仙台ユースが好機をモノにする。後半14分、ゴール前までボールを運ぶと、混戦からFW18佐藤颯生(2年)が押し込み先手を奪うと、さらにその3分後にも2点目を奪い試合の主導権を握る。

 しかし大阪桐蔭も諦めない。後半24分、MF弥栄のCKを起点にゴール前で混戦を生むと、DF13山崎暢也(2年)がシュート。これは仙台ユースGK浅沼にセーブされるものの、直後の25分に1点を返す。

 さらに攻勢を強める大阪桐蔭は必死にゴールを狙うものの、ベガルタ仙台ユースも粘り強いディフェンスで得点を許さず試合終了。好機を活かしたベガルタ仙台ユースが大阪桐蔭との熱戦を制した。

(文・写真=風間久志)

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