東福岡 vs 日章学園(写真=松尾祐希)
すると、攻撃のテンポがアップ。より良い状態でサイドにボールが入るようになっていく。23分にはMF児玉愁都(1年)をトップ下に送り込み、MF落合琉鴻(2年)を一列前に入れる。この交代策がハマり、前線でボールが収まるようになって高い位置でタメを作れるようになった。
24分には児玉が個人技で仕掛けてペナルティエリア内でファウルを獲得。このPKをMF對馬陸人(2年)が決め、ついにリードを奪う。だが、突破の可能性が得失点差か総得点数に委ねれるため、東福岡はさらなる得点を目指して攻撃の手を緩めない。なりふり構わず仕掛け、何度もゴール前に迫る。
アディショナルタイムに入っても仕掛け続け、ラストプレーでCKを獲得。194cmのGK笈西櫂大(2年)をゴール前に上げたが、このパワープレーは実らない。この直後にタイムアップ。長崎総科大附が2-0で大分鶴崎を下したため、勝点と得失点数で並んだ東福岡は総得点数で下回って敗退が決まった。
(文・写真=松尾祐希)
▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会