藤枝明誠 vs カターレ富山U-18(写真=矢島公彦)

 一方、守っては富山U-18に後半開始早々にCKから立て続けにゴールに迫られたが、これを阻止。48分にはMF16道下晧斗(新3年)のシュートも防ぎ、さらに63分にはFW14高川諒希(新2年)に強烈なシュートを見舞われるも、ポストに助けられた。

 ただしFKからネットを揺らした75分のシーンはオフサイドの判定でノーゴールとなり、結局得点は生めず。0-0のまま前後半の70分が終了し、決着はPK戦に委ねられた。

 PK戦で活躍したのが試合終盤に投入されたGK1野村寛礼(新3年)だった。富山U-18のキック2本をストップして勝利の立役者となった。先行の藤枝明誠はキッカー4人が成功して4-2で勝利。接戦を勝ち切り、見事3位に輝いた。

(文=多田哲平、写真=矢島公彦)

▽第32回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第32回イギョラ杯国際親善ユースサッカー