上田西 vs 三重(写真=多田哲平)
そして36分には敵陣深くに抜け出た郭原が鮮やかなシュートをゴールに決め込み3点目。
49分には左サイドを駆け上がったDF3江本祥(新3年)のクロスの流れから最後はゴール前に上がっていた黒柳がフィニッシュを叩き込み、リードを4点に広げてみせた。
試合開始から50分で4点差となったが、しかしスコアほど大きな実力差があったわけではない。上田西は前半の早い時間帯から積極的にメンバーを変えながら反撃の機会を探った。
攻撃の軸となったのはFW11松本翔琉(新2年)。ポストワークだけでなく、高い推進力をもって局面を打開しようと何度もトライを続けた。
52分の反撃弾はその松本のドリブルから生まれている。ピッチ中央から鋭く仕掛けて相手を引きつけた松本から右を走るFW9井田康平(新3年)にパスが渡ると、井田は鋭いシュートでゴール左を射抜いた。
一矢報いた上田西はその後も追加点を狙ったが、三重も崩れることはなく、試合は4-1で終了。三重が好スタートを切った。
(文・写真=多田哲平)
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