柳ヶ浦 vs 上田西(写真=白鳥純一)
オープンな試合展開になった後半は、サイドを起点にして、クロスやミドルシュートでの狙う上田西に対し、「粘り強く、高さで負けないプレイ」(柳ヶ浦・有門監督)で守り抜いた柳ヶ浦は後半11分、10橋本琉唯の左CKを5外園優心が決めて先制するが、後半13分には、ゴール前の混戦から抜け出した上田西の2小山晃煌の得点が決まり、試合は振り出しに戻される。
「同点だったので、もう1点取りに行こうと思っていた」(上田西・8栁澤)という上田西だったが、後半19分に自陣ゴール前でのFKを献上すると、柳ヶ浦の10橋本に直接ゴールに決められ、再びリードを許す。「精度の高さは橋本選手の魅力。日頃の自主練習の成果が、あの一本に出たと思う」と、有門寿監督が得点の喜びを口にする一方、「失点した後にも、全員で盛り上げるべきだった」と、上田西の栁澤選手は、反省の弁を振る。その後1点を加えた柳ヶ浦が、上田西の猛攻を凌ぎきり、3-1で勝利を収めた。
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