2ゴールに絡む活躍をみせたFW11曽根虎大郎(写真=会田健司)

 後半に入り攻勢に出たのは柳ヶ浦。35分に相手DFの横パスをカットしたMF14八尋馳(新2年)がGKと1対1の決定機。これはGKに止められてしまったものの、45分にDF10橋本琉唯(新3年)からボックス左でパスを受けた曽根が「1対1だったので思い切って」縦に仕掛けて左足でネットに突き刺した。

 先制に成功した柳ヶ浦は49分にも曽根が獲得したPKを橋本が決めて追加点。これで2-0とリードした柳ヶ浦がそのまま逃げ切り、芦屋学園に勝利した。

 勝利した柳ヶ浦の有門寿監督は「昨日でた課題に対して自分たちがチャレンジできるかというところで、そこに対してしっかりアプローチできたのが勝利に繋がった」とコメント。「0-0で折り返したので、勝ちにこだわるように"勝って戻ってこよう!"とシンプルに伝えました。うちもチャンスを決められなかった中で、相手もCKからワンチャンスで仕留められるシーンがあったので、もっと細部にこだわりを持とう」とハーフタイムに伝えた指揮官の言葉通りに選手たちが結果を出した。

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