芦屋学園 vs 上田西(写真=古部亮)

 是が非でも追いつきたい上田西は後半開始早々から、前線からのプレスを強める。そして後半3分、左サイドを突破したMF14鈴木悠杏(新2年)からのグラウンダーのクロスを、FW11松本翔琉(新2年)が合わせて同点ゴール。まさに監督からの指示通りの展開を作り、試合を振り出しに戻してみせた。

 後半が始まっていきなり嫌な雰囲気になった芦屋学園だが、ベンチから許泰萬監督が「後ろは距離感を大切にして、前線からは距離をもう少し詰めて」と守備の修正が入る。

 すると芦屋学園はリズムを取り戻し、FW68米谷悠輝(新2年)のポストプレーからMF47山小田柊史(新2年)がシュート。これはDFに当たるが、そのこぼれ球に反応した米谷が右足を振り抜いてゴールネットに突き刺し、芦屋学園が2-1と再びリードする。

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