開始早々にスコアを動かしたのは柏レイソルU-18。前半2分、左サイドからのクロスに合わせたFW9近野伸大のヘディング弾は相手GKに弾かれるも、MF25黒沢偲道がこぼれ球を押し込んだ。

 貴重な先制点を奪った柏レイソルU-18は、余裕を持ってテンポ良くパスを回し、流通経済大柏を押し込んでいく。

 対する流通経済大柏は、ペースを取り戻そうと前線から積極的にプレスをかけてボールを奪いにいく。すると前半中頃は、敵陣深くまで攻め込むシーンが増えた。

 そして前半28分の決定的なピンチを逃れた流通経済大柏は、前半35分に同点とする。ペナルティエリア中央でボールを受けたFW29山野春太が相手に囲まれながら強引にシュートを放ちゴールネットを揺らした。

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