強い雨風に見舞われる中、青森山田が一挙3点で首位キープ

青森山田のFW米谷壮史が先制ゴール(写真=AOMORI GOAL)

 10月1日、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2023 EAST第16節が行われ、青森山田(青森)と大宮アルディージャU18(埼玉)が青森山田高校グラウンドで対戦した。青森山田はここまで11勝2分2敗。第14節で敗れ首位の座から転落するも、前節の勝利で首位に返り咲いた。一方の大宮U18は、ここまで3勝4分8敗で10位。中断期間明けからの4試合は1分3敗未勝利と、苦しい戦いが続いている。

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 前半は一進一退の攻防が続き、スコアレスで折り返す。後半に入ると天候が悪化し強い雨風に見舞われるが、青森山田はサイドからの攻撃に加え、前節で勝利の立役者となったDF3小沼蒼珠のロングスローなど、セットプレーを駆使して相手ゴールに迫る。

 62分、青森山田に待望の先制点が生まれる。「試合展開的にも1点が欲しい状況で、自分が点を決めてやろうという気持ちでずっと試合をしていました。うまく(DF5小泉)佳絃がキーパーと競り勝ってくれて、自分の前にこぼれてきてくれたので、決めきれて良かったです」とFW11米谷壮史。米谷はこれで13得点目、リーグ得点ランキング単独トップの決定力を見せつけた。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2023 EAST
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