FC今治U-18 vs 四国学院大学香川西

 後半に入るとFC今治U-18は「将来を見据えて」(小川秀樹監督)FWからトップ下に転じた大槻を起点とし、途中交代のFW26ダボ・ティティ(1年)の身体能力を利して同点を狙っていく。が、四国学院大香川西は山西を中心とした守備ラインがFC今治U-18の攻撃を跳ね返すと、返す刀でカウンターを発動。さらに80分過ぎからは相手CKフラッグ付近でボールキープに徹する勝利への執念を発揮する。

 それでもFC今治U-18はアディショナルタイムには篠森が片上の左クロスにフリーで合わせたが、これが右に外れてタイムアップ。四国学院大香川西が1対0でFC今治U-18を下し自力での来季四国プリンス残留を決めた。

 対するFC今治U-18は前期は昇格即優勝も狙える位置からのリーグ直近3連敗。が、この試合を見る限り「後期は体調不良者が増えて準備ができない状況が続いていた」(小川監督)苦境からは脱した印象である。すでに来季の四国プリンス参戦も決めた中、残り2戦で何を表現できるのか。楽しみにしたい。

(取材=編集部)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 四国
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