立ち上がりから激しいプレーで挑むマレーシアU17代表。対する鳥栖U-18も相手のビルドアップに対し前線から圧力を掛ける。すると7分、中盤でボールを奪った鳥栖U-18は左サイドをMF14與座朝道が突破したところで倒されFKを獲得。このFKからMF7先田颯成がゴール前にクロスを入れると、こぼれを拾ったDF3田代聡太が右足を振り抜きゴールに突き刺した。
先制した鳥栖U-18は落ち着いてゲームを進め、1点リードのまま後半を迎えると、52分に右CKからまたしても田代がこぼれ球を押し込み追加点。76分には右サイドを崩しボックス右に侵入した田代のお膳立てから、千田が華麗なループシュートを決めて3点目。アディショナルタイムにはMF19池末徹平がCKからヘディングシュートを突き刺し4-0。
鳥栖U-18は先制点から2点目まで時間がかかったものの、終わってみれば4ゴール。落ち着いたゲーム運びで危なげなく初戦をものにした。
(文・写真=会田健司)
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