序盤は一方的にボールを保持する柏U-18が押し込む中、4分にはFW9吉原楓人がボレーで惜しいシュートを放つと、17分には吉原がドリブルでえぐりMF7青木空斗がヘディングで狙うも福大若葉のGK1野上大翔がファインセーブ。
21分にはFW15戸田晶斗のミドルがクロスバーを叩き、27分には吉原のシュートが左ポストに弾かれるなど、怒涛の攻撃をみせる柏U-18に対し、福大若葉は早くも選手を交代し、4バックから5バックに変更してさらに守備を固める。
スコアレスで後半を迎えても柏U-18ペースは変わらず。圧倒的に攻めながら得点が入らない柏U-18を1年生アタッカーが救った。54分、吉原が鋭いドリブルでボックス左に切れ込むと、右足を思い切り振り切りGKのニアサイドを打ち抜く先制ゴール。この吉原のゴールが決勝点となり、柏U-18が1-0で勝利し翌19日に行われる青森山田(青森)との優勝決定戦に駒を進めた。
▽サニックス杯ユースサッカー大会2023
サニックス杯ユースサッカー大会2023