創価 vs 駒澤大学高等学校(写真=多田哲平)
駒澤大高はそれからも攻撃の手を緩めない。前半終了間際の40分、左CKからファーサイドで待ち構えていたDF5山口航生(3年)がヘディング弾を突き刺す。2-0で試合を折り返した。
後半に入っても様相は変わらず、駒澤大高が攻撃の主導権を握る。
44分に畳みかけるような分厚い攻撃から最後は岸本が決めて3点目。それからはリスク承知で仕掛けてくる創価に攻め込まれる時間もあったが、これを受け流すと、70分には左サイドのクロスから途中出場のFW19堀口大介(3年)がダイレクトボレーで合わせて4点目をゲット。4-0の快勝で、4強へと駒を進めた。準決勝では関東大会出場をかけて修徳と対戦する。
一方で敗れた創価は、1人少ないながらも、しぶとくカウンターでゴールに迫った。エースのFW13木田侑吾(3年)はこの日もボールを持てば果敢に仕掛けて相手ゴールを目指し、MF10千葉大獅(3年)は持ち前のテクニックで打開を試みた。またMF17高松裕太郎(2年)は際どいミドルシュートで相手に恐怖を与えた。
(文・写真=多田哲平)
▽令和5年関東高校サッカー大会東京予選
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