修徳 vs 八千代
一方、完全に八千代のペースに飲まれた修徳だったが、同17分にFW10田島慎之佑(3年)がゴールネットに突き刺し反撃の狼煙を上げる。試合は八千代が2点をリードしハーフタイムへ。
後半は主導権を握っていた修徳だったが、追加点を奪えないまま時間が経過していく。しかし、このまま終了かと思われた後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。まずは、同40分+1分に、MF15髙島陸(2年)が決め1点差とすると、直後の同40+2分にはCKからDF4平山俊介(3年)が押し込み土壇場で試合を振り出しに戻し、延長戦に持ち込む。
執念で追いついた修徳は、さらに延長後半1分、CKからFW11大畑響道(3年)がヘディングで決めて逆転に成功すると、同後半10分にもカウンターからMF13牧村光世(3年)がトドメの一発を決めて勝負あり。劇的勝利を収めた修徳が初優勝を果たした。
▽令和5年度関東高校サッカー大会
令和5年度関東高校サッカー大会