中央学院のMF手塚柑汰は高度なテクニックを見せた(写真=志水麗鑑)
後半に入っても依然として中央学院のペースだったが、守備を引き締めた稲毛が粘り強く対応。49分にはFW9松浦一惺(3年)がカウンターからクロスバー直撃の惜しいシュートを放った。
中央学院は前半に引き続き高度なテクニックで攻めたが、なかなかフィニッシュまでは持ち込めない。中央を固める相手の堅守に手を焼き、押し込んでも決定機を作れない時間が続いた。
それでもしぶとく攻め続けた中央学院は72分、流麗なパスワークから最後はMF高橋がネットを揺らして追加点。そしてMF高橋は直後の73分にも左サイドを抜け出し、鮮やかなループシュートで2ゴール目をマークした。
75分にはFW13長野神武(3年)もミドルシュートを決め、4-0でタイムアップ。中央学院は攻めあぐねる時間帯もあったとはいえ、結果的には稲毛に圧勝だった。
(文・写真=志水麗鑑)
▽令和5年度関東高校サッカー大会千葉県予選
令和5年度関東高校サッカー大会千葉県予選